【Agave oteroi】 Origin:メキシコ オアハカ Sise:60-90cm 耐寒性(Cold Hardness):9a: -6.7℃まで (USDA Hardiness Zone 9a: -6.7℃ to -3.9°C) 耐暑性(Heat Hardness):11a: +7.2℃まで (USDA Hardiness Zone 11a: +4.4℃ to +7.2°C) agave ville:←オテロイの色々な写真が確認できる海外サイト(本当に同じ種なのかというほど多様な見た目の種類があります。)
発芽率83% 生存率58% 7/12(生存/播種)
2021.07.18播種
アガベオテロイを播種しました。
Seed Stockさんで7月に発売されて即座に売り切れとなったオテロイの種子ですが、ある人のご好意で12粒程譲っていただくことができました。早速播種していきたいと思います。
アガベは通常の培養土の上にそのまま撒く人もいるようで結構ワイルドに育てられているようです。
私も9時間程、ベンレート液につけた後、下層:赤玉+鹿沼+軽石、中層:赤玉小粒、上層赤玉極小粒の3層構造の用土に播種してみました。今回はバーミキュライトは使用していません。
事前情報では発芽率はあまり高くないとのことですが、中には高い発芽率を達成している上手な人もいるようです。私の場合はどうなるでしょうか。
管理方法は同日播種したサンデルシーと同じです。タイトルに敗戦のサンデルシーと表現している管理方法ですのでうまくいきそうにないですがアガベの場合はどうでしょうか。
2021.07.26 播種から1週間経過
1週間経過しましたが今のところ発芽したのは2粒のみで他は沈黙しています。
発芽までに時間がかかるとの情報もあるのでこのまましばらく様子見を続けようと思います。
2021.07.30.
この数日、色々と手を尽くした結果12粒中10粒が発芽しました。
まずやったのが窓辺の自然光管理からLED管理(16時間照射)に切り替え、腰水をひたひた(むしろ水没するくらい)にしました。その時点で3粒程発芽したと思います。(1日)
次いで、用土を赤玉土からバーミキュライトに切り替え、メネデールを投入してみたところ、1粒発芽。(1日)
最後に、今更ながらサランラップで密閉したところ、残りの4粒が発芽しました。(2日)
最終形態はバーミキュライト用土100パーセント+メネデール+サランラップでLEDライト16時間/日照射による管理となりました。最初からこの方法だと残りの2粒も発芽したのでしょうか。
ちなみにLEDの照度は約27000LUXとかなりの至近距離から照射を続けていますので、最初に発芽した2粒(LEDに切り替える前に発芽した苗)は光が強すぎて赤くなっています。ちなみに我が家の明るい窓辺で陽が当たる部分の照度は16000LUX、陽が当たらなければ2500LUX程度です。また、屋外のベランダでは朝6時時点の直射日光が当たる場所の照度は40000LUXでした。
LEDは明るさも調整できるし、照射距離も調整できるようにしてあるので、発芽に27000LUXは高すぎると自分でも思うのですが光に対する信仰心がそうさせてしまいました。
2021.08.15.播種から約1ヶ月
屋外の腰水管理としていますが残念ながら1つグジュグジュになってやられてしまいました。発芽直後に強い光を当てすぎたかもしれません。その他の苗は赤みが強いものの問題なく成長しているように思います。
2022.05.7播種から10ヶ月経過
あっという間に播種から10ヶ月経過しました。
いくつかダメにしてしまいましたがまだ7つ程生存しています。
2枚の写真ですがどちらも同じロット、同じ播種日、同じ管理方法のはずなのに全然大きさが違います。
2枚目の写真なんて播種から10ヶ月経っているとは思えないくらい小さいですね。
記憶にも記録にもないのですが違いが出るとしたらマグアンプの有無(片方入れ忘れ)でしょうか。
意図してやったことでないにしても理由はそれぐらいしか思いつきません。
実生は管理方法の良し悪しで全く結果が違ってくるので面白いですね。
アガベ オテロイの実生記録を公開しているサイトのリンクを貼っておきます。
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