Pachypodium lamerei var. ramosum パキポディウム ラメレイ【実生】6月

Pachypodium
【Pachypodium lamerei var. ramosum】
Origin:南マダガスカル
Sise:300~600cm
USDA Hardiness Zone :10a(-1.1°C to 1.7°C)

発芽率20% 生存率20% 2/10(生存/播種)

2021.06.19 播種

皆さんこんにちは。

seed stockさんでグラキリスの種を購入した時にモニター用としていただいたラメレイを播種しました。

ラメレイはいずれ挑戦しようと思っていましたのでラッキーです。

播種や管理の方法はグラキリスの実生管理と同様に行っています。

播種前、ベンレート液に9時間程ひたしておいたのですが、1粒、播種前に発芽していたものがありました。

今朝確認すると、その播種前に発芽した1粒がカビにやられていましたね。

以前ネットで調べていた時にどなたかが播種前に発芽したものは大抵カビにやられるとおっしゃってましたが「まさにその通り」という感じです。

その他、グラキリスと同じ環境に置いていたラメレイの種子、1粒が発芽しました。

その他の種子にも期待したいですね。

2021.06.28 播種後1週間経過

播種後1週間が経過しました。

結局カビにやられたのが2つで他8粒はカビの被害は免れたようです。

日照不足もあって現段階で葉が開いているのが1つだけ。

その他芽が出始めたのが3個体程度です。

梅雨時期ですので朝日が差している時は積極的に日光浴をさせていく予定です。

さて、その他の種子は無事発芽することができるでしょうか。

2021.07.6 播種後2週間経過

結局根付いたのはこの2個体のみ、その他は立ち上がることができず、途中で力尽きて芽が消えてしまいました。

やはり日照不足が原因でしょうか。管理方法に課題が残りました。

ですが、生き残った個体はすでに新しい葉がで始めています。

他のパキポディウムと比べて目に見えて成長が早いので育て甲斐があります。

早くあのカッコ良いラメレイに育って欲しいですね。

2021.07.17 播種後4週間経過

関東は梅雨明けですかね。昨日からめっきり暑くなりました。

実生苗の成長期待と暑さに対する心配でソワソワします。

ラメレイはやっぱり成長が早いですね。グングン成長してくれるので本当に楽しいです。

昨日から腰水管理を卒業して陽に当たりやすい場所に移動しました。

この夏、どんな成長を見せてくれるでしょうか。

2021.08.14.

播種後2ヶ月弱で結構立派に成長しました。

腰水を切って1ヶ月、苗がフラつきはじめたので追い赤玉で苗を安定させています。

ラメレイは目に見えて成長するので育てていて本当に気持ちが良いです。

ラメレイの種子は播種後、軽く覆土する?

さて、ラメレイの発芽率にどうも納得がいきません。種子自体に問題はなかったと思います。カビでやられたのものや発芽途中で力尽きたものもそうですが、全く動きがなかったものも、追い赤玉で埋めてしまう前はうっすらと緑がかっていました。種子自体に命は宿っていた。そう考えるとどうも落ち着きません。そこでちまちまとネット調査を行っていたのですが、大変気になる記事を発見してしまいました。

まったりサボテン育成さんのブログですがなんと、播種後、種子に覆土した方が良いと記述されています。ラメリーはレウコポディウム節に分類されており、他の種類とは若干扱いが異なるようです。

本当でしょうか?

早速深掘り調査です。国内サイトでは情報がほとんど得られないので海外のサイトもチェックしてみたところ。Sunshine Seedsというサイトで播種方法が紹介されていますね。

Sowing Deep:Light germinator! Not or only lightly cover with substrate + with rounded side down

と記載があります。誰か英語が得意な人。翻訳をお願いします。

好光性種子であることは確かなようですが、土で覆わないか、軽く土で覆うと記載があります。

ついでに記述があるのが丸みを帯びた面を下にするということ。確かどこかで同じような記述を見たことがあるような気がしますが忘れました。

ちなみにこのサイトではパキポディウム全てに関して上記の記載がありますので信憑性はかなり疑わしいです。

続いて、UnUsual Seddsという海外のサイトを確認。

You will cover the seed with another thin layer of sand, 0.12-0.20 inches (3-5mm). And then water the sand with a sprayer again.

と記述があります。

種を3〜5mm程度の薄い砂の層で覆い、噴霧器で砂に水をやると記述があります。

さて、3つのサイトで覆土に関する記載があったという事実。これは実験で検証するしかないですね。今は手元にアガベの種子がたくさんあるのでまずはそれを蒔いてからですかね。

2021.12.19.播種から6.5ヶ月経過

2021.12.19撮影

播種から約半年が経過しました。

季節はすっかり冬です。

あんなに青々しかったラメレイ君も今では色黒の立派なイケメンへと成長しました。

そうそうに葉を落としてお休み中ですがこの子は何故か安心感があります。(ただの思い込み。。)

このまま屋内のLED管理で越冬しますが春が待ち遠しいですね。

パキポディウム ラメレイの実生記録を公開しているサイトのリンクを貼っておきます。

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